兵庫県神崎郡福崎町西田原
『日本の海岸、湖』 関西のテレビ番組では時々出て来るカッパを一度は見たいと思っていた。
妖怪の聖地 辻川山公園
標河童(かっぱ)や天狗(てんぐ)が実在する公園がある。 兵庫県神崎郡福崎町の
「辻川山公園」は、池から河童が現れ、天狗が宙を舞う。 子どもが驚き後ずさりするほどリアルな妖怪たちを、ひと目見ようと連日多くの人が訪れている。
園内には『遠野物語』『妖怪談義』などの著者で民俗学者・柳田国男の生家や記念館があり、最寄りの福崎駅にも河童が出現するようになった。
福崎町は新たな「妖怪の聖地」として脚光を浴びている。
柳田國男
縁もゆかりもない ”柳田國男”のことをちょっと勉強しておくと、日本の民俗学者・
官僚。 明治憲法下で農務官僚、貴族院書記官長、終戦後から廃止になるまで最後の枢密顧問官などを務めた。 1949年日本学士院会員、1951年文化勲章受章。
1962年勲一等旭日大綬章(没時陞叙)。「日本人とは何か」という問いの答えを求め、日本列島各地や当時の日本領の外地を調査旅行した。 初期は山の生活に着目し、『遠野物語』で「願わくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ」と述べた。
日本民俗学の開拓者であり、多数の著作は今日まで重版され続けている。 余計に判らなくなった。
茶番劇な妖怪公園
無料の公園なので沢山の家族連れが来ていたが、おっさんにしてみれば感動も何もない、茶番劇としてしか捉えられない。 バージョンアップをしてくれるなら、又来たいとは思うが、話しのネタに一度、見ておけば充分の感じである。
辻川山公園
今日は生野銀山へ観光に行くので、その通り道にある、カッパの出現で有名な辻川山公園に寄ってみようと考えた。 今日は建国記念日の休日なので、予想通りに多くの家族が来ていたが、駐車場には車を停めることが出来たので、柳田國男氏の生誕の建屋と共に妖怪のカッパを見学する。
つじかわやま・こうえん
妖怪の聖地
”辻川山公園”は取り留めの無い公園であり、各種の妖怪を売りにしている
公園であり、その中の一番の売りは沼から出て来るカッパの様である。
本当にこれが柳田國男氏の生誕の家? この手の話しには時々騙される。
柳田國男氏に対しては何の興味も無く、生誕の家があので寄ってみただけである。
深夜の山中で神楽の囃子をしているという「やまばやし」。
顔はサル、胴体はタヌキ、手足はトラ、尾はヘビという「鵺(ぬえ)」。
鋭く光る碧い目で辻川山公園を見張っている「天狗」。
山に宿る神「山の神」。 駆け寄る子河童が印象的。
地上3mの位置につくられた気味悪い小屋から、扉のきしむ音とともに逆さまに
なった天狗が飛び出してきます。手には大好物のもちむぎどら焼きを持っています。
妖怪小屋の逆さ天狗。
妖怪ベンチ『油すまし』
河童の兄弟の弟、ガジロウ。 池の中にいて時々、水中から顔を出します。
河童の河次郎(ガジロウ)